湊健一郎

ハウス・オブ・グッチの湊健一郎のレビュー・感想・評価

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)
3.3
【今のGUCCI経営陣にグッチ家の人は誰もいない。】

GUCCIの同族経営時代を巨匠リドリースコットがメガフォン。

160分は少し長く感じてしまった。
もっとドロッドロッな感じなのかと期待していたんですがドキュメンタリーの枠ははみ出なかったかなという印象。

内容は、
富と名声に憧れる女性レディーガガが御曹司アダムドライバーを捕まえるが夫に愛想をつかれ別れ話となり関係は破綻。その御曹司もGUCCIの経営者として全く駄目。愛想を尽かされたレディーガガは、、、。
同族経営のいざこざも描かれておりその怖さをしりました。

レディーガガは女優二作目にして名だたる名優に混じっても貫禄のある演技だったように思う。
愛情から憎しみに変わる演技は怖かった!

しかしこのお家騒動死者をもだし誰が悪かったんだろうか。やはり『欲』という亡者は全てを狂わしてしまうんだという事を痛感した。怖い!
湊健一郎

湊健一郎