3時間映画だったが、若干前半の部分は長いかな…って感じはあるけど飽きない。
実話に基づくストリーで、レディガガのパトリィッアがハマってるし、悪い女感が出ている。
GUCCIという大ブランドの中での人間の本性と才能と能力と歴史の物語で、段々と登場人物の本音と性格が出できて、それに比例してを階段を降りる様に徐々に「ブランドとしての何か」転落していくのが面白い。そうは言ってもレガシーのGUCCIなんだけれど。
パトリィッアの高い悪女っぷりて人の本質と関係性を見抜く能力が高かった故なんだろうなと。顧問弁護士のドメニコもしかり。
最後の方にあるGUCCI再生のキッカケとなるトムフォードのランウェイが凄い素敵だった。
映画全体の音楽の使い方、ファッションの魅せ方が上手くて、ノリも良い。