古き良き本格SFアニメーション映画。
アンディといっしょに大きくなった私としては、必見の作品。意外や意外、蓋を開けてみればスター・ウォーズ×トップガンといった感じの、アツいパイロット野郎が宇宙を駆ける本格SF。未知の惑星への不時着なんて、ベタすぎて最近はあまり見ないからむしろ新鮮。
テンポの良いコメディ部分とハートフル部分のバランスの良さはさすがピクサー。トイ・ストーリーを知っている観客への目配せ的な演出もにくい。
バズには「格好つけて落ちてるだけ」にしか使えない翼があることは観客全員が知っているのだが、そのことを逆手に取り、クライマックスシーンで魅せたのもさすが。さすがしか言ってねぇよさすがバズ・ライトイヤーだ。