ロボットマン

バズ・ライトイヤーのロボットマンのレビュー・感想・評価

バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)
3.4
もっとスターウォーズ的な、スペースレンジャーのバズが悪の巨大帝国と戦うものを想像していたけど(20年以上前から)、どちらかというとロスト・イン・スペースなどに近い宇宙サバイバル映画だった。
個人的にバズにはウッディよりも深い思い入れがあって、あの初登場時の変人っぷりがどう表現されるのかと期待していたけど、日誌を独り言のように記録したり一匹狼なところなど何となくの共通点はあるものの完全に別人だった。
バズ以外の登場人物たちもいまいち魅力に欠け、肝心のザーグは設定もデザインも変更…。
きっとこの映画を観る人はトイ・ストーリーを観てザーグの正体を知っているから裏をかこうとしたんだろうけど
皆が知っているからこそ、それをどう描くのかに期待していただけに、そこから逃げてバズ・ライトイヤーが主人公である必要性すら無くなってしまったように感じて残念。
CGは流石に素晴らしいしトイ・ストーリーが関係なかったらそれなりに楽しめる映画ではあると思うけど、アンディが観たのは多分この映画ではない。