「これは真実である」から始まる映画はそう多くはなく、大概は based on だったり inspired だったり。冒頭からこの言葉を見せられると、心して観なければとなりました。
ジョディ・フォスターのゴールデングローブ助演女優賞も納得ですが、ベネディクト・カンバーバッチ、タハール・ラハムの演技も素晴らしかった。
「ゼロ・ダーク・サーティ」は賞レースから離脱してしまったのは、拷問シーンが物議を醸し出したが故でした。この映画は独特な撮影方法でそのシーンはうまくかわしてます。が、実際にこの収容所で行われていたことはもっと凄惨なものだったんだろうなぁと思わざるをえません。