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モーリタニアン 黒塗りの記録のkurinのレビュー・感想・評価

3.6
国家が威信をかけて動く時、起きている話と思う。ただ、裁判もせずに長期に拘束というのは法治国家としてあることなのか?とにかく、我が国が懇意にせざる得ない米国の話なので恐ろしい。映画は題材が題材なので派手な演出はなく、淡々と話を進めていく。エピローグに裁判に勝ったあとも7年も拘束とは。腕力の強い国家に驚き。戦争の時の理屈かもしれない。J・フォスターやカンバーバッチはいつになく大人しい演技だった。制作陣はよく勇気を持って制作したと思う。
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