kurinさんの映画レビュー・感想・評価

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はたらく細胞(2024年製作の映画)

4.0

はたらく細胞って、まさに武内ワールドに近いものだったのですね。よくぞ監督してくれました。人が細胞を演技するところ、大勢を動かすところまさに真骨頂でした。大腸でのせめぎ合いは笑いました。永野芽郁と芦田愛>>続きを読む

スペシャルズ! 政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話(2019年製作の映画)

3.5

全くドキュメンタリーのような迫真性がある。大変な現実で、ここで仕事できるのは超人としか思えない。主演の2人のコンビがいい関係だった。

土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

3.6

きびしく豊かな長野での自然の素材を活かした料理と生活が見事で興味深くみました。沢田研二は難しい役をキチンとこなし、いつもながら凄い。

宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました(2022年製作の映画)

3.8

ナイス!アイデアの映画。字幕なので100%のニュアンスはわからないがそれでも十分面白い。みんな芸達者でたのしいが、上司的役割の2人が最高でした♪

ニューヨークの恋人(2001年製作の映画)

3.4

メグ・ライアンの恋愛もの。タイムスリップの工夫と魅力的なH・ジャックマンによって、素敵なファンタジーになりました。観光用の馬に跨って盗人を追うところは見事でした。おかしな元カレと弟がユニークでなかなか>>続きを読む

離愁(1973年製作の映画)

3.9

戦争によって何もかも奪われ、いつも死と隣り合わせ。疎開する人たちも刹那的に過ごすしかない。時々挟まれる戦争の描写がかなり残酷。その中でロミー・シュナイダーは美しく気丈。その妖艶さは出色で凄い迫力だ。ラ>>続きを読む

ミッドナイト・ガイズ(2012年製作の映画)

3.5

若い時好きな事をやってた奴らが、晩年の節目の時に集まってケリをつける。一晩の話に沢山詰め込んでコミカル風の味付けがしてあり、3名優の演技が楽しい。ポスターの画ほどハードボイルド感はないけど、気持ちは十>>続きを読む

ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.6

ゴジラが筋肉バカみたいな扱いで楽しい。モスラに仕切られるところがまた嬉しい。でもモスラの妖精はザ・ピーナッツがいいな。あとモスラのデザインが可愛くない。ジャパンモスラが懐かしい。とはいえ、複数怪獣のマ>>続きを読む

クレイジー・ハート(2009年製作の映画)

3.4

うらぶれたカントリーシンガーをジェフ・ブリッジスが熱演。あまりドラマチックにせずサラリと描いているところがいい。再生は簡単じゃないところもキチンと示していた。コリン・ファレルが歌も演奏も上手いのでびっ>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.9

人類史上、最も恐ろしい研究者となってしまった個人の運命を力強く描いた。日本が絡んでくるあたりは強烈な恐ろしさだった。どこかひ弱な個人をキリアン・マーフィーは熱演でした。

テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)

3.7

原作があるとはいえ、見事に古代ローマを再現してる。濃い役者たちの演技も見事だし、コメディチックなところがとても嬉しい。

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.8

天才ピアノ少女の劇的復活!原作未読のため、多々不明点はあったがコンテストでのライバルとの争いに焦点を置いて、演奏の迫力を全面に出して描いたところがとても良かった。松岡茉優と鈴鹿央士は病める天才肌の感じ>>続きを読む

侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

4.0

タイムスリップ入りの人情噺で会心の作品。面白かった!

グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(2024年製作の映画)

3.9

あのルシアスがグラディエイターとなって大暴れ。今回は狂気の兄弟皇帝や悪徳参謀D・ワシントンやら入り乱れてさらに激しい争いとなった。アカシウスを演じる役者が往年のバート・レイノルズを彷彿させるいい男だっ>>続きを読む

ドリーム・ホース(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

少額出資の小さな組合を作って馬主となって、大成功するサクセスストーリー。ベースが割と底の状態からのスタートなので、苦しむところなく成功を掴んでいく。メンバーが年配者ばかりなのでそれがとてもよかった。気>>続きを読む

グラディエーター(2000年製作の映画)

3.9

大甘の皇帝の後継者選択ミスで息子に殺され、抜擢予定だった将軍は恨みを買って家族半殺し、本人も処刑されかけ流刑人になってしまう。ここから這い上がる話だが、人格者であり、それほど最強でもないところが凄い。>>続きを読む

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

3.9

落ち着きがないという理由で小学校を退学?と厳しい出足で、トモエ学園のような自由な学校をよく見つけたものです。本人も大変でしょうが親御さんの苦労は並大抵ではないです。自由な学園生活は本人のやる気と優しさ>>続きを読む

シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

3.4

ガイ・リッチーとR・・ダウニー・Jrが組むとシャーロック・ホームズもこんなに変わる!とてもアクションが多く、異端児な性格で楽しい。ロンドンの灰色の街を表現する美術も見事でした。こんなホームズもいいです>>続きを読む

チェイサー(1978年製作の映画)

3.4

政治家の友人が死の謎を暴くため、実業家のドロンが真相究明に挑む。仏政界の汚職に絡ませてサスペンスを盛り上げる。スタン・ゲッツの演奏がかなり多く添えられて暗く哀しい雰囲気。ドロンとしては友情を重んじると>>続きを読む

ブーメランのように(1976年製作の映画)

3.3

題名は過去のあるものはその世界に戻ってしまうという意味だろうか。犯罪を犯した息子を窮地から救い出そうとする話。アラン・ドロンが主役でなければ成立しない話だろう。息子の手紙を見てのドロンの反応が凄いのと>>続きを読む

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.7

J・デップはよくこんなシリアスなドラマに出たもんです。水俣の話は辛く厳しい現実であり、よく携わってくれました。クレジットを見るとB・ナイやJ・デップは製作にも関わっている様子。さすがと思いました。日本>>続きを読む

ボディガード(1992年製作の映画)

3.4

当時30年前この映画は流行りました。ポスターも記憶にあります。コスナーがストイックでカッコ良さ満点。今見ると前半はなんとなく停滞している感じだけど、ラスト15分あたりから急激にサスペンスが高まるところ>>続きを読む

あ・うん(1989年製作の映画)

3.6

高倉健と板東英二の友情物語。富司純子が美しく、可愛らしい!哀しくもいい話だった。

時間離脱者(2015年製作の映画)

3.5

興味を引く時間SFで、スリラー要素もあり主演男性2人も熱演で面白かった。ただ2つの時間空間の理屈の細かいところが2度観たが私はわからず。気にするのはやめました。イ・ジョンスが劇中何度も殺害されてしまう>>続きを読む

ラストマイル(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

巨大配送企業とその配送基地の描き方が面白くスリリング。外資の想像される雰囲気がよくでてます。また、そこで企てられた爆弾テロという発想も秀逸と思います。私としては主人公の動き方が今一つ理解しにくい感じで>>続きを読む

ザ・シークレット・サービス(1993年製作の映画)

3.4

過去の失敗をトラウマにもつ年配シークレット・サービスが執念で病的犯人を追い詰める。老いてあがくイーストウッドの描写も多いものの、その執念が熱い。そこがこの映画の1番のポイント。普通に考えるとシークレッ>>続きを読む

アイ・アム まきもと(2022年製作の映画)

3.5

引き取り手のない仏様を預かって面倒をとことん見る男の話。俗世の人ではないような主人公を阿部サダヲが好演している。メンバーから喜劇を想像するが意外にストレートなファンタジーだった。満島ひかりが可愛らしい>>続きを読む

なくもんか(2009年製作の映画)

3.6

立て続けに不幸な環境となった主人公が八方美人の笑顔を武器に逆襲!阿部サダヲではなくてはできないコメディ。頑張りすぎて少しきつい感もあったがさすがの演技。いしだあゆみの認知症の母親役が最高です。今はなき>>続きを読む

帰れない二人(2018年製作の映画)

3.9

チャオ・タオの姐さんぶりが良きかな。中国の2018年頃の話とは思えない、殺伐ぶり。根っからのハードボイルド。悲恋ぶりが熱い。面白かったが、渡世人の世界のよう。

ラブストーリー(2003年製作の映画)

3.8

親子2代に渡る話としたことと要所に戦争の跡を挟むことで、この大悲恋物語がソン・イエジンの熱演と合わさってとても締まった。昔の韓国の郊外の村や学校などの描写も丁寧。名作です。

火花(2017年製作の映画)

3.3

特段大きな出来事があるわけではないが、不幸な結末を予想させる暗いトーンで話は進む。若い時にある試行錯誤をまじめに続けるが実りそうにない。桐谷健太演じる神谷が明るいキャラだけに落ちぶれた後に哀愁が漂った>>続きを読む

ロスト・キング 500年越しの運命(2022年製作の映画)

3.6

神経が疲れたような母親が、ふとしたことから自分の疑問にこだわり、歴史的大発見に至るお話。憑かれた主人公の演技もいいが、家族のさりげない協力の描写がとても良い。手柄を表向き全部持っていかれるところは現実>>続きを読む

神と共に 第二章:因と縁(2018年製作の映画)

3.7

第一章の使者たちの過去と因縁を描く。どれも悲惨な運命なので悲しみ深く。戦国時代のチョ・ジフンの武将ぶりが素晴らしい。壮大なファンタジーの大団円と思う。

神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

3.8

韓国霊界ファンタジー。ハ・ジョンウとチョ・ジフンが使者として無実者の転生をサポートする。使者はマトリックスのような衣装で壮大なCG世界を展開させている。根本はベタなメロドラマだけどその苦労のしっぷりが>>続きを読む

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.4

違う世界に行って、何が人生で大事なのかを知るという話。自分には今一つわからず。ティア・レオーニとちびっこたちはなんとも愛嬌たっぷりでした。

トンネル 闇に鎖(とざ)された男(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

トンネルに入った時にもし崩れてきたらという悪夢を映画化。崩壊に閉された環境は本当に恐怖そのもの。そこはなんとかハ・ジョンウの生命力で乗り切る。オ・ダルスの消防長も誠実でとても好感。隣のトンネルの工事は>>続きを読む