うめ

モーリタニアン 黒塗りの記録のうめのレビュー・感想・評価

3.8
ある日

自由は奪われ

ただ

適当に作られた正義のもとに

肉体も

精神も

ズタズタにされ

多くの人は壊れていった

これが本当に事実であるならば

なぜそこまで出来るのだろう

それとも

彼等も強制された犠牲者なのだろうか

そして

黒塗りの書類を

制裁を求める人の声を

乗り越えて得た光

しかし

闇はまだ許してはくれない

それがただ悲しい

正しい事を行う

そんなにも難しいのですか

その口で人々に言葉を説いて

心は痛まないのですか



9.11の衝撃の陰
表面的にしか知らなかった多くの事件
それを知る度に自分の不明を恥じ
心はどんよりと澱んでいく
ここから何かを学ばなければいけないのに
世界ではまた繰り返されるのだろう
誰か変えてくれる人は現れないのだろうか

今も昔も毅然としたジョディ・フォスター
あなたの気迫に震えました
うめ

うめ