サンタバーバラ国際映画祭にて。
アカデミー賞国際長編映画ポルトガル代表のはずが英語が多くて失格だったそう。
ロンドンに住む移民のカップルが子供の養育権をめぐって福祉サービスと闘う話。
ケン・ローチの映画をかなりシンプルにそして尺短く描いたような印象だった。
移民というだけでいろいろハードルがありそうな上に、貧困と聴覚障害の幼い子供。
援助を訴えソーシャルワーカーの目に留まるのもわかる。目に留まるのはとてもいいことではあるが、それが家族を引き裂くことになるとしたら?
子供たちと親にとってベストな方法は何なのか、立場も違えば意見も思いも変わってくるというのを改めて見せられる。
難しい年頃に差し掛かろうとしている子供たち、家族のためにやむを得ず家をあけ働く親、皆生活するために必死だが、その事情も第三者には伝わりにくく。
もうちょっとなんとか融通効かせてくれればいいのにとモヤモヤしたが、役所仕事って良かれ悪かれこんな感じかもしれないな。
彼らも彼らなりに仕事をしている。
希望があるのはよかったが、困難はまだまだ続く…😰