おトウフ

愛のくだらないのおトウフのレビュー・感想・評価

愛のくだらない(2020年製作の映画)
3.0
チネマット限定試写会で鑑賞

日本社会でLGBTQの人たちが感じる生きづらさ、男性有利の職場で働く女性が受ける圧力を赤裸々に写した作品でした。
風呂場の水から始まる幻想的な描写が少し場違いだと思いましたが、日常生活の中で一瞬だけ非日常を味わう瞬間は誰にでもあることだと思うし、そういう時間を重宝できる刹那的な生き方には憧れます。

人生ってそんなに面白くないのかも。刺激もロマンも求めないでいると社会の波に呑み込まれ、ひたすら傷つく事になるのではないかと。

だから私は映画を観る。平凡から抜け出すために。ロマンを求め続けるために。

今夜はくだらない映画でも観ようかな。
おトウフ

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