繰り返されるクリスマス、その意味とは
ジョルジは誕生日がクリスマスということもありクリスマスが嫌いだった
愛する家族のためにクリスマスを過ごすも、サンタ役中に屋根から転落
目が覚めるとそれは再び12月24日の朝だった
クリスマスに囚われたジョルジはどうなるのか
ブラジル発のクリスマスムービーです
クリスマス嫌いの男がクリスマスを繰り返すコミカルな作品となっています
こう書くとループものに思えるかもしれませんが実はそうじゃないのです！
物語の始まりは2010年の12月24日そこで屋根から落下、目が覚めると2011年の12月24日に目が覚める
今度は寝て起きると2012年の12月24日に目が覚めると1年ごとに目が覚めるわけです
しかも1年間普通に生活してるのに記憶が無く、クリスマスのことしか覚えていないというのがこの物語のキモです！
目が覚めると昇進してる
目が覚めると車が新しくなってる
目が覚めると子どもが大きくなってる
目が覚めると手術してる
目が覚めると……
本人の知らないうちにどんどん取り巻く環境が変化していき、振り回される様子が面白い
しかし、それとともに見えてくるジョルジの家族愛が素晴らしい！！
妻への愛情、子ども達への愛情、ついつい目頭が熱くなるようなシーンもありました
彼は本当に家族を愛してるんだなって気持ちが伝わってきますね
繰り返したクリスマスの先にジョルジがたどり着いたものを是非ご鑑賞ください！
何気ない日常が大切だと思わせてくれる作品でした
