『ミライの未来』をすっ飛ばしたので、『バケモノの子』以来6年ぶりの細田作品。『サマーウォーズ』を彷彿させる予告編には鳥肌。
本編は冒頭から完全に『サマーウォーズ』で、「これは…!」と期待するも、序盤からテンポがイマイチ&冗長でうまく気持ちが乗り切れず。
過去の細田作品やディズニーの某作品の要素をブレンドして、「さあどうぞ!」と料理を出された感じ。感想は「まずくはないけど、とびきり美味くもない」。
もはや細田作品の宿命で、どうしても『サマーウォーズ』と比較されてしまうわけで。ベースの設定を『サマーウォーズ』に寄せたのは個人的に好きだけど、他の要素がことごとく魅力を打ち消してしまっている。結果的に中途半端な感じにおさまってしまったのが残念。