突然ですが、この世の中には美しい映画や壮大な映画が存在します。
ただ、そんな作品を映画館で観られる機会は残念ながら限られています。
今という時代を生きていたからこそ、この映画を映画館で観ることができた。
コチラは、そんな当たり前のことに喜びを感じられるほど素敵な作品。
タイトルは
「竜とそばかすの姫」
ここからは、あらすじ。
自然豊かな村で暮らす女子高生(すず)には誰にも言えない秘密の姿があった。
その姿は、インターネット上に存在する「U」という仮想世界で燦然と輝く歌姫(ベル)。
誰もが彼女の歌を聴きたがる。
そんな彼女のコンサートをぶち壊した男が居た。
彼は「竜」と称され忌み嫌われていた。
ただベルだけは竜が抱える苦しみに気付いて救う方法を模索していた。
果たしてベルはUを行き交う50億人の中から現実世界で竜を見つけ出し、助けることができるのか、、、。
という感じの映画なんですけども
もう、、最高でした。
オープニングから凄い。
ベルの歌と映像で鳥肌が立ちました。
え?これ今俺鳥肌立ってるよね?と思って
腕触って確かめたら本当にちゃんと鳥肌立ってました。
劇中曲が全て良い曲。
映画でありながらライブでもあるような不思議な感覚を味わいました。
理屈なしで視覚、聴覚でもめちゃくちゃ楽しめる作品でした。
内容も勿論良かったです。
きっと今の時代を生きる人の中にはSNSで自分以外の存在になってバランスを取っている方も居るはずです。
その世界で救われて、憩いの場になっている方も少なくないと思います。
けど、それも自分の一部です。
自分であることを放棄してはいけない。
自分で居続けることが大切なのかもしれません。
そんなことを考えさせられました。
あとは、「美女と野獣」「千と千尋の神隠し」「時をかける少女」などを想起させるようなオマージュめいたシーンが随所にあったのが面白かったです。
僕の気のせいだったらすみませんw
そして声優陣が豪華すぎる、、、。
成田凌さん、佐藤健さん
アナタたち、声も格好良いんかい、、、
ずるいよwってなりました。
ということで、本作を観て細田守監督の集大成を観たような気がしました。
この映画こそ映画館で観るべき作品だと思います!
可能であれば、
是非観に行ってみて下さい!