このレビューはネタバレを含みます
歌と映像美がすごい。
最初のベルの歌唱シーンがすごくわくわくした。
歌のシーンはどれも引き込まれ、感動的なシーンもたくさん。
青春エピソードや、くすりと笑えるシーンもあり、時をかける少女を彷彿とさせた。
ストーリーとしては、後半がいまいちハマりきらなかった印象。
お母さんのエピソードを乗り越える鈴の感情の変化がどうもついていけず…
あと、最終的に大人の関わり方に違和感が拭えませんでした……見守りながら危機の時には急いで駆けつけてくれる大人たちが、高校生の子をひとりで危険人物がいる東京に送り出したり、父親もいくら確執があったとはいえ、連絡もらったら追いかけたりしないだろうか…と。
兄弟の暴力的な父親とのケリの付け方もちょっとだけ釈然としないものが…
サマーウォーズ、時をかける少女を思わせるシーンや、美女と野獣のオマージュは楽しめました。
