オマ内藤

竜とそばかすの姫のオマ内藤のネタバレレビュー・内容・結末

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

世界観やストーリー展開に納得のいかない部分がいくつかありモヤモヤが残る。

インターネットの世界は広大で、ユーザーも多種多様。一枚岩になることはない。大多数がベルのファン、大多数が竜のアンチというのは雑。ファンが多い有名人はアンチの数もそれなりにいるし、炎上を繰り返すユーチューバーにもファンは大勢いる。
「竜」にはもっとファンがいてもおかしくないし、正義の味方気取りのジャスティンがあんなに人気なのも納得いかない。勝手に他人のプライベートを暴こうとする奴に何故スポンサーがつくのか、何故終盤でいきなり離れていったのか意味がわからない。

そもそもUの運営は何をやってるのか。他人のデータを破壊する竜や他人プライベートを侵害しているジャスティンのような危険なアカウントを何故放置しているのか。

何十億ものユーザーが利用しているバーチャル空間が舞台なのに全く多様性を感じない。インターネットが1つの価値観に染まるなんてことはありえない。

子供は純粋で、大人は不純みたいな演出も気持ち悪い。
オマ内藤

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