Kai

竜とそばかすの姫のKaiのネタバレレビュー・内容・結末

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

大雨で中止となったキャンプ。
おかげでクソみたいな夏休みになる予定だったけど、ありがとう細田監督mm

<竜とそばかすの姫>

>感じたテーマ
・思いやりの継承、家族愛と隣人愛
・ありがとう、と言う意志表示
・ネット社会とリアル
・自身のポテンシャル/可能性
・田舎、地域愛
・独創性、創造性
・家庭内暴力など社会問題提起

>純粋な疑問、議論したいこと
?なぜbellという名前なんだろう。
?なぜ竜を助けようと思ったのだろう。
?なぜbellは最初から<U>で堂々と歌うことができたのだろう。(←おそらくポテンシャルを引き出す効果⇨歌いたいという願望を体現?)
?そもそもなぜ、現実世界では歌えなくなったのだろう。(uでならもしかしたら歌えるかもしれない、、という希望/期待をもってuに入ったから?)
?最初に<U>で歌った時になぜ、聞いてる人は冷たい反応をしたのだろう。(最初から美しい声だったのに。)
?一方でなぜクリオネは最初からbellの歌声の素晴らしさに気づけたのだろう。
?なぜクリオネは家庭内暴力を受けていたのにも関わらず「あなたは美しい」と言えたのだろうか。
?なぜ虐待を繰り返していたお父さんはスズの眼差しに動揺したのだろうか。
?クリオネと竜のお母さんはどのような人だったのだろうか。(←きっとbellのような優しいお母さんだった)
?そもそもなぜ虐待を。母親を亡くしたことによるショック、育児への責任感/重圧?

>大きな疑問点
??リンクしている時のリアルはどうなってるのか。イメージが湧きづらかった。

>気づいたこと
・クリオネは虐待されていた弟?
・虐待野郎は正義のライオン?(多摩川の豪邸は多額のスポンサー費用だ、きっと)
・美女と野獣っぽい描写はイマイチ

>感想
映像と音楽が綺麗で素晴らしい体験だった。
作品の世界観が似てるサマーウォーズのような派手さは無かったが、個人的な所感として「人の思いやり」に焦点を当てた作品だったと思う。
家族や身近な人はもちろん、たとえネットで知り合ったとしても手を差し伸べる主人公の優しさにグッときた。
ネット社会では人の思いやりを感じにくいが、誰しもがきっとその優しい気持ちを持っていて、また育んでいけるんじゃないかな、と思わせてくれる温かい作品だったと思う。



ああ〜
高校時代に戻りてぇ〜〜
Kai

Kai