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竜とそばかすの姫のpanaのネタバレレビュー・内容・結末

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

2021/09/10

映画館で観れてよかった!!!歌に惚れぼれしてしまう…今もこれ書きながら聴いてます。仮想空間の描き方も流石!!というかんじ。ずっと観てられる。サマーウォーズの後の世界線なのかな~とか考えながら観れて楽しかったです。鯨モチーフも健在。好き。
それはそれとして細田守監督の描く男性はどの作品も本当にぶっ刺さるなあ。

・美女と野獣のオマージュ・
映像は言うまでもなく綺麗で、ダンスシーンなどディズニーへのリスペクトをひしひしと感じたけど冷静になってしまうと少し行動に違和感があった。
Belleはその他大勢と同じ感覚で「あなたは誰」と言っている、と私は受け取ってしまったため、Belleが個人的に動いてまで特定したいと(知りたいと)思ったのはどの瞬間だったのか……もう一度観たい。

・大人の行動と子どもの世界・
大人たちは子どものやってることにあまり口を出さず、子どもは子どもだけで問題を解決しているのがすごいと思ったが、竜のオリジン発覚以降の大人たちの対応については現実ではこれが限界なんだろうなと逆にリアルに感じた。通報して、すずのサポートにすぐまわってるなと。すずのように動ける子どもを見習わないといけない。子どもが大人のせいで苦しんでいるなら、子どもの世界だけで完結させてはいけないと思った。
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