今までみた細田監督作品の中では、1番すっきりと見られた映画かと。
まぁ、見たことあるの『サマーウォーズ』と『バケモノの子』だけですが。
音楽と映像が素晴らしいとの前評でしたが、噂に違わず、本当に美しかった。
ダイナミックなパレードシーンも、最後に鈴（ベル）が歌うシーンも、それぞれに異なる美しさがありました。
また、歌声が、伸びやかでありながら切なさを感じさせ、メロディーも壮大で、とにかく良かった。
鈴の周りの友人や大人たちも、みんな鈴のことを思い遣ってくれる人たちで、安心して見ることができました。
Uの中のシーンより、現実で鈴が悩んで泣いてもだもだしているシーンの方が好きかな。
ヒロちゃんは有能だし、ハキハキしていて見ていて気持ちの良いキャラだし、忍くんは理想的な幼馴染イケメンだし、カミシンも明るさとおバカさと一人でもやりたいことをやり抜く姿が魅力的。
忍くんとカミシンがタイプ違うけど仲良いの、良き。
あと、合唱サークルのおばさん達がみんな良いですよね……、アカペラシーン最高でした。
あとは、細田監督好みのちょっと影がある系美少年が出てきましたね……。
