コキア

竜とそばかすの姫のコキアのネタバレレビュー・内容・結末

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

第一印象はサマーウォーズと美女と野獣を掛け合わせた感じ。中盤までは、キャラクターの心情描写が華やかな設定に負けてる感じがして、キャラクターにうまく感情移入できなかった。

でも、ルカちゃんがカミシンのことを好きってバレるシーンから、急に面白くなったように感じた。恋心とか、同情とか、誰かを助けたい気持ちとか、比較的共感しやすい感情描写が増えていったからだと思う。
中盤からキャラクターに感情移入できるようになったからこそ、すずが人を助けるために動いて、初めて、子供を助けた自分の母親の気持ちが理解できた瞬間が非言語でも伝わった。

正体を晒してまで誰かを助けようとするすずがかっこよかった。

竜の正体は雰囲気が似てるという理由で、しのぶくんかなと思ってたから、親から虐待を受けてる赤の他人が正体だったのは意外だった。

映像は終始綺麗。
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