このレビューはネタバレを含みます
【竜とそばかすの姫】
テーマ詰め過ぎて散漫になってる作品としては50点
美女と野獣を題材に使った現代リアルの寓話、風刺と言った方が適当か
現実の登場人物には欠陥や心の傷が随所に象徴的に表されている
キャラデザ映像楽曲はとても好み
甘めのスコア
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再考
キモはクライマックス
子供が睨み付け画面に向かい誰も助けてくれないと叫ぶ
感情のしつこい発露
サマーウォーズの時はさじ加減が良かったがいささか感情的過ぎる描写。しかしそれも狙いであろう
今この瞬間どこかにいる子供達の叫びだからだ。
現実世界の背景が写真のように写実的なのは、いま起きている事であるのを感じさせるためか。
父親も正義の味方のリーダーも、同じ体型で力富権力の象徴
スズ一人で行かせたのは
子供時代を終え一人の母親となった女性が子を守るという揶揄
子と母の無償の愛を寓話として美女と野獣に当てはめた
明らかに若者、特に女性に向けた作品。訴えがターゲットに届くよう仕掛けが組み込まれている
楽曲は常田、実力派の中村
大人の男性には不評かもしれない
劇中に悪評なければとのセリフ、自分に言ってる?批判多くなること見越してたのかしら
YouTubeの某評価では才能がないとまでこき下ろされていたが
確かに荒削りで纏めきれてない脚本だったが才能が無いとは思わない