とも

竜とそばかすの姫のとものネタバレレビュー・内容・結末

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

細部まで美しい絵、音楽、ほどよい恋愛感素敵。
冒頭から見入っためっちゃ良かった!!

母親の死をなかなか乗り越えられなかったすず。
宙ぶらりんな気持ちは宙ぶらりんなまま、
わからないことは、もうずっとわからない。
そして劣等感や発言、わかりすぎて、
少し前の自分と重なって感情移入して観てた。
父の見守る愛も素敵。

でもトラウマは、
その真正面から答えを出そうとしなくてもいいって
別の道からもいけるからって
いいタイミングで観られて良かったな。

現実の表情や活気に反映されて変わってく様が
たまらんかった。

そしてひとつ、
フォロワー数がさも
魅力数値やその人の価値であるかのように
一喜一憂するのは愚かやなって再確認できた。

この現実にもUがあったら、私はどうなれるんやろう。
そんなワクワクと、でもバーチャルじゃなくて
この現実で解放していいんだよってメッセージを
勝手に受け取った。

"Uはもうひとつの現実
asはもう一人のあなた•••"
冒頭と最後で、その聞こえ方がまるで変わった、
それってきっとすごいことで、
いつだって世界は自分なんだとね。

いつでもここに帰ってこられる、
私にとってはそんな映画になった𓍯
とも

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