映像と歌のシーンは華やかで見ごたえがあってよかった。
特に歌唱シーンはホンモノの歌手の人が歌ってるだけあると言うか、最初から最後まで歌の場面は映像もあって目ぇ離せなかった。
逆にいえば見どころがそこだけだった…
過去作との既視感がどうしても…
まず細田守のだと『サマーウォーズ』と設定が一緒で…
主人公の世界観が『時をかける少女』に近くて…
あともろもろの場面『美女と野獣』的な設定とかキャラばっかりだし(敵キャラも)
細かいところも、コレじゃない感が…
どうしても『サマーウォーズ』と比べちゃうのも良くないとは思うんだけど。
あっちはアバターと現実世界の人物とのつながりみたいなヤツは違和感なかったけれど…
こっちはログインしたら視覚なんかをVRに連動させるような説明してるのに、途中からその辺の設定がかなり雑に無かったことみたいにしてるのも。
それでも序盤は観てるといろんな場面おもしろかったので、後半もこの勢いで期待できると思ったのに〜
特に終わりこんな違和感ある終わりになる?
終盤の佳境に差し掛かったところで、想像の斜め上いく強引さ。
感動の場面のはずなのに〜鼻につくこのジェットコースターでなかなか感じ取ることが難しかった。
親子の絆を示したシーンは、感動できる場面あったので、そこはよかったと思う。
気になる原因の一つに声優さんたち問題が。
やっぱり有名どころの俳優を起用してるからか、どうしても合わないんだよなー
よく聞こえないセリフとかあった。
最近の日本アニメ映画ってハズレが少なくて結構おもしろいの多いのに〜それにしてももう一つ!という感想が最初にきちゃうなぁ
まぁ細田守の映像世界を魅せるための映像作品だと思えば、かなりイイ作品だと思います。
すいません…イイ場面もたくさんあったけれど、期待値が高かったぶんどうしてももっとやってほしかったという気持ちの方が大幅に優ってしまった。