泣きすぎて頭痛くなった。
ロマンチックさに感動してこんなに泣いたのは初めてかもしれない。
いや『フリー・ガイ』もロマンチックさにちょっと泣いたな。割とあるかもしれない。
よくぞ思いついたなーという設定を最後まで上手く活かした脚本の上手さに脱帽。
ユーモアもいちいち良くて、最後ちょっとだけ間に合わなくて自転車は返せないところとかも好きだったなー。
文字通り笑って泣ける。こんな映画があってくれればもう少しこの世界で頑張って生きていこうかなと思える、こんな映画を作る人がいるなら世界も捨てたもんじゃないかもしれないと思える、僕にとってそんな映画だった。
ヤモリのくだりとか、その後あんま意味はないんだけど、でもあれがあることで確実にこの映画のチャーミング指数は上がってるし決して無駄じゃない。
時に僕もシャオチーだしグアタイで、人よりテンポが早かったり遅かったりして足並みの揃わなさに孤独を感じたりもするけど、自分のペースで生きていけばいいんだ、”利息”もついてるかもしれないし、と本当に元気をもらえた。
【一番好きなシーン】
「ヤン・シャオチー 君を連れてくよ 僕の秘密基地へ」
