こう

シティーコップ 余命30日?!のヒーローのこうのレビュー・感想・評価

3.0
主人公はさえない警察官で、殉職した父親の遺志を継いでいた。いつもミスばかりしているが、犯人を追っている最中にゴミ箱に落ちて、そこでネズミに噛まれてしまう。噛まれた後を病院で診てもらうと、ネズミを介して感染する奇病にかかっており、余命が最大30日と宣告されてしまう。
主人公は余命を楽しむため、麻薬組織のボス(テディ)から金をだまし取り、ラスベガスで豪遊するが、父親を死に追いやったのがテディと分かり、そこから大胆な行動で捜査を行っていくが・・・、というのが本作のストーリー。

基本的にはコメディーでシリアスな部分はほぼないです。終始笑いに持っていこうとする流れは流石と言わざるを得ません。
メインの俳優はバッドマンと同じで、若干既視感はあるし、笑わせようとする様は謎の安心感はあるのですが、そのせいで横やりがたくさん入るため、ストーリーがなかなか進まないもどかしさが多少あります。(プロレスのシーンや病院での手術したあとのシーンなどは不要かなぁと)

とは言え、フランス産のコメディが好きな人にはハマれる作品だと思うので、バッドマンで笑える方は観て損はないです。
作品としてはこちらの方が古いので、本作を先に観た方はバッドマンはおススメですよ。
こう

こう