ホイットニー・ヒューストンの伝記映画。
基本的にはホイットニー・ヒューストンの人生に沿って話が展開される。
親友から恋人そしてその後支えてくれた、同性のパートナーであるクロフォード、そしてプロデューサーのクライヴ・デイヴィスとの出会い、さらにボビー・ブラウンとの結婚…
並行して「ボディーガード」への出演。
ボビー・ブラウンとの間に娘をもうけるが、ボビーの度重なる浮気、更に実父に稼いだお金をいいように使われる事などをきっかけに心身崩れていき、ドラッグに頼るように…
伝記なので展開は分かっているものの、後半に向かうにつれやはり観ている側は辛い。
また「ボヘミアン・ラプソディ」と同じ脚本家であり、構成等は多少似ている部分も多い。
もちろん主演のナオミ・アッキーの熱演もあり、特にスーパーボウルでの国家斉唱は圧巻。
晩年は少し淋しい人生ではあったが、音楽史に確かに足跡を残した1人であることは間違いない。
ホイットニー・ヒューストンが好きな方はおすすめです。