両親の遺灰を故郷に還す為に30年ぶりに生まれ故郷のベトナムに帰ってきたキット。
両親を還すべき場所を探しながら、サイゴン、ハノイと自分のルーツを辿り、人生を模索するロードムービーの様な側面もあり。
中途半端なところで終了した感が…。
余韻とかでもなく、尻切れ的な終わり方が気になった。
欧米の人達から見るとヘンリーはベトナム人にも見えるのかもしれないが、イギリス系マレーシア人の彼は少し浮いていた様に思う。
他のレビューにも書いたが、昨今の作品には頻繁にセクシャルマイノリティが登場する。
同性愛等を否定する気は毛頭無いが、もれなく濃厚な絡みもついてくるのは、どうも苦手。
