ゆかち

戦艦バウンティ号の叛乱のゆかちのレビュー・感想・評価

戦艦バウンティ号の叛乱(1935年製作の映画)
3.0
第8回アカデミー賞作品賞。

戦艦バウンティ号、奴隷用の食料調達に向けて出航!!
船内では船長ウィリアムの非人道的な拷問が日常的に行われていた。
え、そんなことで…?気にくわない事があれば速攻鞭打ち。ロープに繋ぎ放置。食料も水も与えない。死んでもおかまいなし。
そんな光景を見ても逆らえず従うしかない乗務員たち。中には無理矢理人数合わせに乗船させられている無知な人たちや老人も……

船長が絶対的存在の中、正義感のある一等航海士のクリスチャンはたびたび乗務員を庇っていた。船長も目の敵にしてる感じだけど無下にもできない。
海の上でのいがみ合いは無意味。お互い国に帰ってからどうしてやろうかと思っていることでしょう。

そんな中、また罪のない乗務員が亡くなった。いや、殺されたのだ。
我慢の限界を迎えた乗務員たちは叛乱を決意。最初は止めに入っていたクリスチャンも無駄な殺生に耐えきれなくなり先陣を切り叛乱開始!

とにかく苛つく船長だったので、もうやっつけてくれ!と思ったけど優しいクリスチャンはそんなことしませんよ。
結局助かるんだけど、助かった時もその後もずっと苛つく( ꐦ ・᷅ὢ・᷄ )大嘘つき野郎め。どこかでくたばっててくれ。


実際にバウンティ号は存在していて、船員達が叛乱を起こした事件を基に制作された作品ということを後から知ったのだけど、そりゃこんな船長だったら叛乱起こしたくもなるわ。
てか観てる間、何度も“全員で海に投げつけろ!”とか思ってしまった( º言º)オマエモハタラケ

クリスチャンの最後がどうなったかはご自身でお確かめください◎(死んでません!!)
ゆかち

ゆかち