名作といわれるものは、やはり観た方がいい…たとえ苦手分野でも…たとえ３時間半近くあろうとも…そのことを痛感！素晴らしい映画でした！
艦内の食事シーン🍽や、超狭い中にギュギュッと押し込まれた乗員の様子が楽しかった。当時の設備や文化度の高さも興味深かった！レコードで音楽流すなんて素敵だ。
出だしでやや不安になったものの、心配していた中だるみもなく、出港してからは艦内に乗り込んだ気分で事態を共有。あっという間のエンドロール。長さを感じなかった。
過不足のない生活描写のおかげで、艦長以下、乗員達にすっかり愛着がわき、なんとか無事帰れることを願っていたので、ラストはショック。何度も、もうダメなんじゃ？！という危機を必死で乗り越えてきたのに…！つらすぎる。ううう
とくに胸を打たれたのは、任務に厳格な艦長と、信頼するベテランクルーとのやりとり。
言葉は少ないけれど、互いに最大限の尊敬と感謝をしているのが伝わってきてグッときました！艦長の乗員愛と、孤独な任務を全うする責任感にも感動。(一度だけ見せた激昂シーンも人間味あって良)
最前線の過酷さを、司令部や指導者たちはどれだけ慮ってるのか。戦争ものには、怒りと願いが通奏低音となって響いているので、鑑賞後はいろいろ考えてしまう。
とはいえ、ユーモアとペーソスをまじえ、人の素晴らしさと残酷を描きだす稀有な作品でした！超名作ッ！戦争反対ッ！
