コンフィデンスマンJP 英雄編のKaninchenのネタバレレビュー・内容・結末

コンフィデンスマン熱高まったところで3作目。

今までよりシリアスめな雰囲気で進んでいって、ネタバラシ直前は少し退屈してしまうところがあった。
シリーズを通して見ているとどうしてもパターン化してしまうため、各人物を追っての構成は新鮮で退屈しなかった。

最終的には全員がなりすましていたという結末だったが、少しは仲間じゃない人もいないとハラハラを返してって気分になる。

役者さんと作品は分けて考えるべきだとはわかっていても、東出さんの"ボクちゃん"な演技がきつすぎて、あまりいい気分ではなかった。しかし、そんな視聴者をも騙されていて、今回はボクちゃん以外みんなグルだった。作品の構成としても、ボクちゃんのあのキャラをうまく活かした騙しは納得がいったし、モヤモヤを抱えている視聴者もスッキリさせるとてもうまい脚本に脱帽した。賛否両論あると思うが、この作品でしかできない役者さんの演出方法だった。
ジェシーやスタアの活躍も盛り込まれていて、ノンフィクションの世界ではいろいろあったが視聴者によく配慮された作品だと感じた。