ヒラリー

アポロンの地獄のヒラリーのレビュー・感想・評価

アポロンの地獄(1967年製作の映画)
3.7
「いずれ父を殺し、母と交わる」という信託を受けたオイディプス
そうならないよう祖国を捨て、荒野を彷徨っていると前方から1台の馬車
自分を馬鹿にした男と従者を殺し、その先で村を助け王になり王妃と結婚。
知らぬ過去と信託のすれ違いっぷりが凄まじい。
いや自分が殺した男達の記憶がすっぽ抜けてんの草。
王妃の顔が白過ぎてこれは本当に母親?本当に?ってなりながらも細かい事はスルー。
信託通り地獄が見え過ぎてるのに面白い…おめめ。。

パゾリーニ作品で大体可哀想な目に遭う人が割と真っ当な役でびっくりした。
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