スペンサー ダイアナの決意のviviのレビュー・感想・評価

クリステン・スチュワートが最初から最後まで一瞬残らず美しかった。と共に、一瞬残らず息苦しかった。

こんな映画を作られてダイアナ妃はどう思うのかも、何が真実かも分からないから、冒頭で書かれていた"寓話"という言葉を自分に言い聞かせながら観た。

日本の装束において、動作を殺すこと、つまり簡単に動くことが出来ないスタイルは礼儀を表していた(例:十二単や長袴など)と教わったことがある。
豪華なドレスを身に纏うダイアナを見ていると、動作を殺す衣装は彼女をも殺しているように感じた。