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ホロコーストの罪人のemediaのレビュー・感想・評価

ホロコーストの罪人(2020年製作の映画)
4.2
ブラウデ家族は逃れようのないアウシュビッツへの船に・・

秘密国家警察(ノルウェー)は大勢のユダヤ人をドナウ号に乗せた

しあわせに満ち溢れた結婚生活が始まったばかり
ただ格闘家たるチャールズの反骨精神には
父も母も常に戒め忠告や助言を欠かさないでいた
だがユダヤ人として登録することによって
突然の逮捕・・家族は瞬時に引き離される


実に微笑ましいチャールズ夫妻の結婚式💖

父親が照れくさそうにつぶやき背を向けた
あのプロポーズのシーンは素敵だね✨


ホロコーストに関する作品では強制収容所が描かれるが
この作品では特にカメラアングルに惹きつけられる

狂気じみた暴力と罵詈雑言を浴びせる兵士たち

夫婦が兄弟がお互いを探し求める船のタラップ

目の前にある暗闇に一歩ずつ歩み寄るユダヤ人

何ともいえない「視線」に胸が締めつけられた
チャールズを始めブラウデ家族は物静かで
故に物言わぬ「視線」の訴えに吸いこまれる


他のホロコーストに関する作品と比べても
眉間に皺を寄せるシーンが多かった
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