物語の結末は俺たちが決める！！
記念作品なので、とにかくレジェンドが出てきます。我が魔王ことジオウに、キラメイブルー、シンケングリーンにゼロワンと、映画前半のレジェンドらの場面が楽しすぎた！ 特に里見八犬伝になぞらえて続々レジェンドを仲間にしていく前半が好きでしたね。リアルに里見八犬伝をモチーフにニチアサ放映してほしいなって思ったくらい。
まあ考えてみれば、仮面ライダーセイバーも里見八犬伝っぽいかもしれませんが。
仮面ライダー映画って、なぜか記念作品になるとメタ的なストーリーや構成になるんですが、本作も例外なくメタでしたね。主人公が小説家の仮面ライダーセイバーだからこそ、成り立つストーリーでしたが、メタ要素って結構ハイリスクなイメージがあって。滑ってしまうと、全てを台無しにしかねない、高度な技術って印象で。
仮面ライダーセイバーの設定自体が、メタを作りやすいってのもあったのでしょうが、もしメタに振り切らなければ、製作陣はこの映画でどんな物語を描いたのだろう。それもちょっと気になるところですね。まあ、いいでしょう。
