このレビューはネタバレを含みます
べしょべしょに泣くと思ったけど、べしょべしょに泣いたわ
黒人差別と女性差別、家庭内暴力、性暴力と、重ーい題材なので苦しいんだけど、歌とカメラワークと衣装でなんとか見ていられる
父親が暴力で母親を支配し続ける姿を見て育つ男は、それしか知らないで育つんだろうな…
生き抜いてきただけで凄い人生、妹や子供が生きてる（会えると信じれたかはわからない）って信じるだけで乗り越えられた凄さ、シスターフッド、時間をかけてようやく希望を持てるようになっていくストーリーで畳み掛けられるのでもうべしょべしょ
貴方は強くない、美しくない、支配される存在だと幼い頃からそんな環境に置かれてると、そうにしか思えず反抗も出来なくなるんだよね
夫が悔い改めますって雨に打たれただけで許されちゃうとこはちょっと引っ掛かるのだけど、キリスト教の文化だと悔い改めるって事、赦すってことは大きいのかな…ともその文化で生きてないのでそこは感覚としては分からず
とにかく歌が、もちろん素晴らしかったです
