おにけん

カラーパープルのおにけんのレビュー・感想・評価

カラーパープル(2023年製作の映画)
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映)2024.7@ユナイテッドシネマ豊洲。スピルバーグ監督の作品をミュージカルにしたものをリメイク。リメイク作品だということだけの事前情報で鑑賞。最初の印象は最悪の一言。せっかく産んだ子供を、何も言わずに父親に取り上げられてそばにも入れない状態にしたり(後で解説を見たら実の父親との子供らしいので、その点は父親が隠したかったのだろうかと推測したが)、妹の代わりに嫁に行った先での夫の勝手し放題の仕打ちを受けたりと、見ていてなんじゃこりゃ?と思い胸糞が悪くなった。後半、セリーがいろいろな女性と出会い、男たちの束縛から解放されていく姿が救いかなあ。さらに驚いたのは、鑑賞後ウイキペディアを調べていて、どちらかというとコメディの女優に近いウーピー・ゴールドバーグのデビュー作ということが信じられなかった。この作品(原作版の方)映像配信サービスで見れるようなので、こちらの原作版も鑑賞して比較したいと思う。束縛されていた女性が自由になっていく様を描いた点としてはよいと思うが、最初のセリーに対しての扱いがあまりにもショッキング(男性の自分から見ても)だったので、公正な評価はできないと思い保留とします。感想はこんなところです。
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