漁港の肉子ちゃんの鉄のネタバレレビュー・内容・結末

男に騙され続ける頭の弱いデブがいっぱいご飯を食べる映画。

気になるアイツとの話や、｢わたしたち｣ライクな友達との距離感に悩む話などを織り交ぜたオムニバスな構成。ぶっちゃけ、肉子とキクコの顔のタッチが違い過ぎてこいつらが実の親子じゃないのはバレバレなんだけど、この真相がこちらの斜め上を行っててびっくり。やっとの思いで子供を授かったのに重圧で子供を他人にほったらかしにするクズみたいな母親とそれをなんのお咎めもなしに許すという展開にも唖然。結婚式直前に逃げ出した未来ののび太じゃないんだから！

バス停や台詞などの鬱陶しいほどのトトロオマージュや、滑りギャグがそれごと滑ってたりする所や、説明台詞が多いのはまだいいとして、ラストがいただけない。親友が男に産み逃げされた話の後に、母親が初潮を迎えた娘に紅白饅頭を持って｢おめでとう｣と言うオチって今どきどうかと思いました。予告でもあるシーンだけど、幼少期キクコによる(o⚑'▽')o⚑*ﾟﾌﾚｰﾌﾚｰシーンは不覚にも泣きそうにはなった。

ミスジより焼きそばが美味しそう。
肉で始まり子で終わると。