くう

地獄の花園のくうのレビュー・感想・評価

地獄の花園(2021年製作の映画)
3.7
仕事しろ(爆)いや、仕事もちゃんとやっているところが、この映画の凄い所(あの格好で(笑))

OLが社内で作る「派閥」。彼女たちは一体何を目指してテッペンを張りたいのか、なぜそんなにテッペンが好きなのか。きちんと落としてくるところがさすがバカリズム脚本。

え、そのアクションで?という役者さんから、うわぁアクションもいけるんだ!いう役者さんまで見応えあるキャラクターの面白さ。何も考えず笑える。

違う世界の戦争は案外近くに転がっている。…なのに見ないフリできる所も面白い。風刺効いてる!

他のユーザーの感想・評価

ikumi

ikumiの感想・評価

4.0
まぁまぁのヤンキー漫画。設定が突き抜けてるから全く飽きることなかったな。アベンジャーズかよ???とりあえず菜々緒のコーンロウがかっこよすぎる。
のん

のんの感想・評価

3.5
こんな会社ありえないと思いつつも、どこの会社でも派閥はあるから、思ったこととか、手が出たりしたら、いつかはこんな感じになりそうだな。と思いました(笑)
なので、喧嘩強くなりたいです!!!!‪𐤔
OLがヤンキー映画のように日夜武力抗争に明け暮れているという設定やビジュアルは面白いです。

ただそれが出オチ的なものに終わっていたのが非常に残念です。
あの傑作「架空OL日記」のバカリズムならもう一段レイヤーをかけてすごく面白くできそうな素材だったと思います。

一般社員には見て見ぬ振りされているOLの抗争と旧態然とした男性の補助や雑用に従事する日本的OLを擬えて、ガールズエンパワーメント映画であったり女性の社会進出の進まない社会に対する問題提起できる作品にもなりそうだっただけに残念です。


まあただ面白い出オチコメディでもいいんですけどね。

普通のOLになって恋愛したりしたいという願望とオチの着地点は流石に現在では古すぎる気もします。

「喧嘩が強いことに意味ない」と言う森崎ウィンを2人でブン殴るとこでしょう最後は。

今作で頑張っていたのは大島美幸、遠藤憲一、小池栄子ですね。
イマイチギャグ部分で弾けるところがなかったのですが大島美幸は流石の本職の凄さが見られました。

永野芽郁は頑張っているのですが根本的にアクションができないのが観て取れてしまいました。

こういうヤンキー物やるとヤンキー口調が異常に上手い女優さんとかいますよね。
ノリ命の映画💃🏼
びっくりするくらい後に何も残らなかった笑

偶に仕事が定時で終わってこのまま帰るのは勿体ないから映画でも見てこうかな〜くらいのノリで見るのに打って付けなくらい気軽に見れるよ!

クスッと笑えるポイントが多いので楽しい気持ちになるよ⭕️
お

おの感想・評価

3.5
ヤンキー漫画的展開をOL、会社の中に落とし込むこの意味のわからない設定から面白かった。
オフビートな笑いも、オチの感じといい、バカリズムのコントを観てる感じになれて良かった。
ShinMakita

ShinMakitaの感想・評価

1.1
とある企業で事務職員として働く田中直子。彼女は昼休みに同僚とランチを楽しみ、ドラマの話に花を咲かせる、ごくフツーのOLである。しかしフツーじゃないのは全国のOL社会。OLは喧嘩が強くなければその社のトップになれないらしく、ヤンキー姿の女子社員が日々覇権争いを繰り返していたのだ。堅気の直子には無縁の世界だったが、ある時、彼女の社に北条蘭という中途採用OLがやってきて、直子と親しくなったことで無関係ではいられなくなった。蘭は最強の喧嘩屋で、初日から社内のヤンキーたちを叩きのめし、トップの座についていた。そんな蘭をおびき出して倒すため、大企業トムスンのヤンキーOLたちが直子を拉致してしまったのだ。直子を救出するため、たった1人で敵地に乗り込む蘭だったが…

「地獄の花園」

以下、地獄のネタバレ。


➖➖➖

バカリズム脚本というのがそんなに宣伝バリューがあるのか知らないけど、人気はあるんでしょうな。割と客入ってました。東京で観られないせいもあるのかも。基本コントなので、リアリティ云々は言わないけど、もうちょいアクションの迫力は欲しかったなぁ。気迫だけは皆さんありましたけど。

女子社会における勝ち組・負け組論というのがテーマだと思うんだけど、その価値観が男性目線的というか、いささか古い。もっとも前時代的なOL描写に前時代的なヤンキーという要素を混ぜて非現実な笑いを取る作戦なのかもしれませんけど。福田雄一の「今日から俺は!」と同じスタンスなのかな。だとすれば、別に映画館で観たいほどの作品ではないかなと。
バカリズム先生ワールド満載
OLヤンキーアクション映画

終始クスクス笑えました。
あの俳優さんがあんなことを…!?と
ストーリーのみならずキャラクターの衣装やメイク等見どころ満載でした😊

漫画あるあるとか
ヤンキーあるあるとか
こういう笑いができるので改めてバカリズム先生は偉大だなと思いました!
hasuna

hasunaの感想・評価

4.0
広瀬アリスちゃんの格好良さと
遠藤憲一さんの美脚が堪らなかったです。

話もテンポがよくて良かったです。
Margaret

Margaretの感想・評価

2.5
うーん。。。
「架空OL日記」大好きで今作も期待して観に行ったけど、映画館で観るほどじゃなかったかな。

それぞれ個性的でキャラは面白かった。
でも後半は展開がダレてきて、時間がすごーく長く感じた。
テレビで観てたらたぶん早送りで観てたと思う。
Andows

Andowsの感想・評価

3.6
日常会話の中でちょいちょい挿入されるバカリズム的シュール会話がいちばんおもろい。広瀬アリスのアクションカッコいい。永野芽郁のアクションはもっとがんばれ
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くうさんが書いた他の作品のレビュー

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3.5

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それにし
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