このレビューはネタバレを含みます
「自分らしく生きる」ってなんなのか
“らしく”ってなんだろう。
こういう映画の結論は
標準的に「それでも生きていたい」って
終わりになることが多い気がしてたから
この結末は考えさせられました。
「それでも生きていて欲しい」
「どんな君も君は君だよ」
一見して、希望のあるような言葉だけど
でも実際その立場に立たされた人にとって
どんな意味を持つ言葉にきこえるんだろうか。
「自分らしく生きる」のではなく
「自分らしく死ぬ」ことが、
もしかしたら幸福なことなのかもしれない
自分は医療従事者なので、
どこを大事にしなくちゃいけないのか
すごく考えさせられました。
自らの死を選ぶことも、
本当は自分らしく生きることなのかもしれない。
最後の
「ずっと一緒だよ」
に込められた思いがとても切なく感じました。
字幕なしでも映画観れるようになりたいなあ。笑