ハレルヤ

ある用務員のハレルヤのレビュー・感想・評価

ある用務員(2020年製作の映画)
3.6
ある高校で用務員として働く深見晃。彼の正体は殺し屋で恩師の暴力団組長の娘を密かに守る役割を担っていた。しかし暴力団の抗争が激化してその恩師が殺され、娘にも魔の手が伸び晃は命がけの戦いを繰り広げるアクション映画。

最初主演が一瞬福士蒼汰に見えてビビりましたが、よく見たら福士誠治。色んな映画で脇を固めた彼が満を持しての初主演作との事。福士蒼汰でも見てみたい気持ちもありましたが。笑

日本映画にしてはアクションの評判が高かったので興味津々で鑑賞しましたが、そのアクションは高めのクオリティー。次々と押し寄せる刺客たちと殴る蹴る銃撃戦など死闘を繰り広げる様子は面白かったです。

ただ主人公の晃は思ってたより弱かったなぁ。撃たれるわ刺されるわで敵の攻撃を受け過ぎだし、敵の間抜けさにも助けられているところがあったのがちょっと残念。作品自体は「ジョン・ウィック」っぽいけどジョン・ウィックほどの無双感は期待しない方が良いかも。

時間も1時間半弱で無駄なく見れますし、福士誠治の孤独で寡黙なキャラクター像も良かったと思います。
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