"撃たれても、刺されても、殴られても、護り抜く。"
"表の顔、ただの用務員。
裏の顔、最強の殺し屋〈アサシン〉。"
STORY
幼少期に目の前で父親を殺された過去を持つ深見晃は真島グループの総裁の真島善喜に息子として育て上げられ、組織直属の殺し屋として暗躍しつつ、高校の用務員を装い密かに善喜の娘である唯のボディーガードを勤めていた。ある日、真島グループの海外を視野にいれたビジネス展開に反発した部下の西森組長が仕掛けた抗争が激化し、その影響で唯の身に危険が迫る。彼女を生きたまま確保するため高校に放たれた9人の刺客たち。
銃弾飛び交い、無関係な生徒の命も奪われ
学校は戦場と化した!
死と隣り合わせの危機的状況の中、彼女の目の前に現れたのは唯を守るために立ち上がった
「ある用務員」であった…。
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「ベイビーわるきゅーれ」で知られる
新鋭若手の阪元裕吾監督によるクライムバイオレンスアクション。
やや過激な殺傷、暴力、流血描写がありPG-12指定。
BGMが大きく台詞が聞き取りずらいのが難点。
全体的にシリアスだが、間に違和感なくユーモアを挟む巧みな構成が見事。
後の阪元監督作品や「ベイビーわるきゅーれ」に繋がる要素があり阪元作品ファンには観逃せない一本。
因みにレンタルDVDはステレオ音声のみだが入手困難なセル版DVDには5.1chサラウンドが収録されている。