Reiren

ボストン市庁舎のReirenのレビュー・感想・評価

ボストン市庁舎(2020年製作の映画)
3.6
ハーバード大学があり、世界都市ランキングで第21位という
ボストンの、市庁舎のドキュメンタリー映画

基本的姿勢は
「住民の、あらゆる問題を解決するよう尽力します」

これって市庁舎ならば当たり前の事だと思うけど
移民や貧困、差別などが絡んでくると
ややこしい事になる

実に様々な問題があるのですね・・・

どれも当事者にとっては深刻な問題だったりするけど
予算や人員などの都合もあって、全部を解決するのは
不可能

何度も何年も、同じやりとりを繰り返す事も

市からの命令で(仕方なく)集会を開いていますと
開き直る職員もいるし

なるべく多くの人から話を聞きます
市に伝えます問題解決に取り組むよう考えます

結局、多数の要望が通りやすくなるんだろうな
後、著名人は宣伝効果があるので優遇されそう

問題解決に労働意欲を感じる人には
良い職場かもしれないが、力及ばずで
無力感を感じる事も少なくなさそう

日本の市の職員は
仕事しないで人任せが多いよなぁ
面倒な手続きは市民にやらせるし
仕事遅いし

そういう事をつらつら思いながら
カメラの前だけのポーズでなく
仕事に誇りと意欲を持てるっていいな、と
思いました
Reiren

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