ディオールのドレスが本当に綺麗なので、もう少しドレスを見せてくれても良くない?!とも思うのだけれど、主軸がちゃんと人で、この時間尺で密度を考えたらそれはそうなのかもしれない。でももう少し見たかったかなあ…。
バッグを盗んだら見初められた!という始まりがドラマティック過ぎるけれど、話としてはずっとふわふわしてるわけでもなくて良かった。
仕事も人間も思う通りにはいかないよな!みーーーんな!!がしっかり詰まっていて、だからこそ心から美しいと思える瞬間に出会えた時の、多幸感は忘れられない。
なんでこんな長い間苦しんでほんの一瞬なんだよって思う時もあるけど!そんなもんだし、無いよりはマシなんだよなー!
わたしは、ここまで何かを犠牲にしながら働いたことも、夢をもって働いたことも無くて、すごく遠くから観ている感じがあっただからといって全然離れた物語ではなかったとわかった途端ちょっと泣いた。