ほしママ

ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイのほしママのレビュー・感想・評価

4.2
幼い頃からの性的虐待、搾取
人種差別に苦しむ中で出会った歌。
政治的思惑から、FBIに目をつけられ
それを歌うことさえ禁じられ
酒、煙草、薬、仲間への裏切り…と
闇に落ちていくミスデイ。

暴力的でない抱擁に、一瞬でも
幸せな笑顔を見せてくれたのが
せめてもの救い。

アフタートークをお聞きして
こだわり続けた『奇妙な果実』と
出会ったのは、白人と黒人が
一緒に歌を楽しむバーで
曲はオーナーの紹介だった。
好きな歌を、好きな人たちに届ける。
そんな当たり前の日が続いていたらと
思うと、とても残念です。

主役のアンドラさん
甘いけど強い歌も素晴らしく
裸体を晒すシーンにも拍手。

FansVoiceオンライン試写にて。

『チェンジリング』で衝撃を受けた
刑務所での虐待とも言えるシーン。
今作でも出てきて、やっぱりキツイ。
ほしママ

ほしママ