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NHK映像の世紀「奇妙な果実」で知った、ビリー・ホリデイの話。歌の「奇妙な果実」も初めて知った。白人のリンチで木に吊るされ殺された黒人を果実に例えた物凄い内容の歌詞。ビリー・ホリデイは付き合った異性の影響で麻薬にハマって亡くなったそうだが、この映画を見ると、あの危険な歌を歌うビリーが邪魔だから白人国家が殺したんじゃないかとも思える。あの時代は邪魔者の黒人は即消せだから有り得るかと。
ストーリーはそんなに面白くないけど、80分辺りで「奇妙な果実」を歌うに至る流れが悲劇と葛藤があり、とても良かった。
エンドロールでダンスの練習してるあれは何だろう。ビリーが喧嘩腰でとても好き。
