湊健一郎

アザー・ミュージックの湊健一郎のレビュー・感想・評価

アザー・ミュージック(2019年製作の映画)
3.4

【文化的継続】


NYのタワレコ前にあったレコードSHOPが閉店するまでのドキュメンタリー。

アザーミュージックに行ってみたかった。
音楽に夢中な店員さんとお客さんのコミュニティーの場所。

店主はセレクトをスタッフに任せ、自分の知らない音楽との接点をお客様に提供する。
セレクトされた店にはオススメPOPがついてありその熱意がお客様に伝わる。

店も決して押し付けがましくない。

この店に来れば詳しい店員さんがいて新しい発見があるお店。

書店で勤務していたので共通部分もたりたいへん共感した。

時代の移り変わりと共に変化していく時代の変化。サブスクが台頭し、オススメもAIがセレクトする時代になった。

ビジネス構造の移り変わり。

リアル店舗がが無くなるといるということは町にとっても作家にとってもよくないとおもう。
文化的な発信とコミュニティーの損失は大きい。

映画を観て改めてリアルなもの映画や音楽等にお金を落としていこうと思った。
湊健一郎

湊健一郎