劇場で観るべきだった作品ですね。
それも叶うなら野外ライブのように立って、時折観客みんなで歓声をあげながら観たかった。
ブロードウェイミュージカルの再構成ということで、ストーリー云々ではなくライブ。
人で魅せる作品。
デヴィッド・バーン曰く、人は他人を見る。だから人以外を舞台から排除した、と。
一見、殺風景にも見える舞台上ですが、光、影、色味、そして舞台に上がった人々の動きに殺風景という考えは浮かばなかったですね。
強いて挙げるならですが、ライブ作品だからこそ、没入感がとても大事な作品。劇場と比べるとどうしても自宅鑑賞は没入感に欠ける。デヴィッド・バーンを知らなくとも音楽やパフォーマンスは最高なのですが、いまいちノリきれなかったというのが正直なところ。
