早撮り職人おじいちゃんの映画を続けてもう一本。否定的な声もあって心配していたけど、なんてことはなくいつもの感じだった。
『グラン・トリノ』『運び屋』につらなる何度目かの遺言状パターンのやつ。ポスターにもなっている二人して歩くイメージはもう何百回目だよと。でもいいんだよ何回でも同じ話は聞くさ。そして今回は以前にも増して既にこの世の人では無い感が強い。敢えてなのか、あまりにヨボヨボだからなのか。でもそれがすごく神聖なものに見えてしまう。遺言状のスパンが短くなっていることが気がかりだけど、またサクッと撮った実話もの映画の方もこれからもお願いしたい。
2022年10本目
