このレビューはネタバレを含みます
アカルイ・マッチョがシュワちゃんなら、クライ・マッチョはスタローンかななんてふざけた事を観るまでは考えてたけど、そんな力強さを感じる映画ではなかった
なんていうか、おじいちゃんの家に行った時のような、穏やかな空気を持つ作品、物語の起伏はほとんど無いが不思議と退屈しない
不安はあるけど自分の決断を信じて進む若者と、自分を必要とする居場所を見つけてそこに留まる事を決めた老人と
国境での対比が正にこの作品の伝えたい事かな、グラン・トリノが若者へのメッセージなら、クライ・マッチョは年配の方へ向けたメッセージだと感じた
いい空気を持つ作品、ただ面白いと言い切るには自分はまだ若いかな
アクションなどでメキシコは怖い国のイメージが強かったけれど、今作では懐の広さと優しさを感じた
タコス食べたい