"幽霊がいるとすれば、過去に取り憑く我々だ"
【STORY】
海面上昇と戦争で荒廃した未来。人々に過去の記憶を再体験させるサービスを営むと共に、記憶を使った刑事捜査などにも参加する男の運命は、ある女との出会いで大きく動くことになる…
【感想】
《レベッカ・ファーガソン3貫》2貫目
近未来ディストピアで展開する、良くも悪くもジャンルごちゃまぜ作品。SF、アクション、サスペンス、ミステリー、恋愛、ドラマ、何でもあり。
そんな中にも一貫した強迫観念・執着・愛が存在し続けていて、「ああ、これはノーラン兄弟のそばにいた監督だからこそ撮れる作品だ」って強く感じた。
とにかく今作のディストピアがめちゃくちゃ好みだった。
話の好みが人によって分かれそうなのも含め、観た人同士で語り合いたいと思える作品だったな！
で、やっぱりヒュー・ジャックマンは妄執して狂っていく系の男がよく似合う！
傲慢で独りよがりで狂気的なヒュー・ジャックマンと、彼を魅了する美人歌手レベッカ・ファーガソン。『グレイテスト・ショーマン』じゃん。
大きく騙される事を期待するよりは、どうしても狂い続けてしまう男のドラマとディストピアな世界観を楽しむのが正解かも。
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観た回数:1回
直近の鑑賞:試写会(21.09.11)
