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レミニセンスのアイコのレビュー・感想・評価

レミニセンス(2021年製作の映画)
3.7
そう遠くない近未来に起こるかもしれなさそうな話っていう大好物ジャンル。
映画としてはかなり面白い。

ジョナサン・ノーランが製作っていう時点で期待値めちゃめちゃ上がるし
リサ・ジョイ×ジョナサン・ノーランの『ウエストワールド』が大好きなあたしとしては面白いのは観る前から確定!って思ってて
その期待値どのくらい超えてくるのか?インセプションとはどう違うのか?っていうのが楽しみやったんやけど
クリストファー・ノーラン作品を観終わった後の期待を超えてきた事への達成感とカタルシス効果が全くなかったのが残念。


記憶に潜入して情報を得たり
過去の記憶に浸って現実逃避する手助けをすることを商売にしている男が
客としてやってきた女と親しくなって付き合いだしたはいいけどある日突然女がいなくなって
その現実を受け止められない男が何とか女を探そうとするっていう話で
なるほどねー!!って頷く面白い設定とか展開はあるのにオチが無難すぎ。


クリストファー・ノーラン十八番の時間軸がどうっていうのがない分とても分かりやすいのはいいけど
分かりやすい分、物足りなさが残るしSFサスペンス超大作っていうのは言い過ぎやと思った。
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